【アイデアノート】第二十一話 体験型雇用

◆体験型雇用

友人Aが意識を回復して、晴れ男は、いつもより前向きに仕事に出ていた。そして、家に帰ると、アイデアノートを開く。友人Aの為にも、自分の為にも、アイデアを書き続けることを決めたのだ。その日、晴れ男は気になっていたことがあった。会社で人事部の人がこう言っていた。

「最近は、どの企業も人材不足なんだが、求職者は何百万人っているんだよな。大卒でもなかなか就職が決まらないらしいよ。」

いつものようにノートに書く。

 〇企業
  自分の会社に合う人材がいない 能力? 人間性?
  中小、零細企業に応募してくる人材が少ない
  大手でも新人教育のもどかしさに悩んでいる ゆとり世代?
  そもそも教育が出来ない
 〇求職者
  大手を希望する
  進路を親が決める
  やりたいこと、やれることが決められな  
  い
  何十社、何百社?受けるが内定をもらえない
  我慢が出来ない これもゆとり?
 〇備考(分析)
  どうやら、企業の募集と求職者(特に新人)の需要と供給がマッチしない気がする
  実際の仕事、社風を理解して入社(求職者)
  実際の人間性、能力を理解して雇用(企業)
  試用期間の機能が機能していない??
  企業は大手、中小関係なく教育で新人を育てられる?
   → 会社の教育能力はあるのか
   → 人材の意欲、意識?そもそも感覚が違うのか
 〇アクション
  体験型雇用
  試験、面接ではお互い分からいまま
  一緒に働いて初めてお互いが理解できる
  試用期間中の解雇は実際難しい
  体験させる → お互いを知る → 継続 OR 他企業へ
 〇ビジネスモデル
  派遣会社を作る(以下、新人会社)
  就職浪人、失業者を登録
  企業に派遣(企業の希望にそって)
  契約内容 ⇒ 即戦力としてでなく、教育希望という形で半年契約
  賃金は安く設定
  最大1年?で就職か契約解除か決定する
ことを前提
  体験
   企業 : 人材を見極める
   社員 : 教育を受けることができる
  半年後、1年後
   継続か終了の判断
   就職 or 契約解除
 〇評価
  ・企業が教育してお金を払ってまで、契約を行うか
  ・派遣会社という印象から、体験型の試用期間というイメージが出来上がらない
  ・雇用の法律も調べておく必要がある
  ・新人会社の収入源はどこからか
  ・ビジネスライクに人材の雇用ができる
  ・求職者は教育を受けることができ、経歴に残る

晴れ男は、アイデアノートに新しく「評価」という項目を追加した。これは、自分を戒めるためだ。でもまだ、しっくりとこないアイデアにやきもきしていた。

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