【アイデアノート】第二十二話 コラボ

◆コラボ

コンビニとカラオケ。喫茶店と子供の遊べるスペース。街の家電屋さんとリラックススペース。晴れ男は、現在ある組み合わせ(コラボ)について考えていた。

病院、喫茶店、スーパー、ディーラー、携帯ショップ、その他もろもろには、必ず子供の遊べるスペースがあり、フリードリンクがついているところもある。また、ビジネスマンの集まる喫茶店やマクドナルド、コンビニ、ショップには、無線LANが使える環境にある。

どちらもちょっと出かけたいな、時間をつぶしたいなという時に、とても効果を発揮する。
このコラボ。最近では、企業同士が相乗効果を求めて提携すること多くなってきたが、もっと他にも便利な・・・出回ってないコラボがあるのではないかと試行錯誤していた。

・・・・・

車と遊園地・・・

サファリパーク並みに車で楽しめるアトラクション・・・
3Dアクションが待っている・・・
いやだめだ・・・
じゃあ、車とショッピング・・・
IKEAを車で走るイメージ・・・駐車場がいらない・・・
今日はさっぱりアイデアが浮かばない。
そんな日もある。晴れ男は、「ゆず」を大音量にした。何にも考えない。そんな日もある。
        *
その日は、何の目的もなく商店街を歩くことにした。本屋やCD屋、家電屋をまわり、最新のものを見た。そして、ひと息つくために喫茶店に入った。そこは、コーヒーが何杯もお替りできる喫茶店だった。中はというと、ファミレスにあるドリンクバーのような機械が置いてあるだけで、後はリラックスできる椅子とその前に置かれたテレビ、勉強や仕事のできるデスクと椅子が完備されてる、といった感じだった。

仕組みは、いわゆるマンガ喫茶とは違い時間制の料金ではなく、コーヒーを購入すると、コーヒーの機械専用で使えるカードを渡され、そのカードを機械にかざすことで何杯もコーヒーが飲める。
しかし、他の紅茶やジュースはその機械専用カードがないと飲めないので、別途購入が必要となる。同じもののお替りは自由なので、勉強や仕事、リラックスするにはもってこいの空間だ。これだけあれば、マンガや遊びの空間はいらない。本当にリラックスしたい人、集中したい人が長時間いられるといった感じだ。

簡単に言うと、マンガ喫茶は、おまけとしてドリンクバーがつくが、ここはドリンクを楽しみながら、(喫茶店の延長線上に)スペースが構成されているといったとこだろうか。

晴れ男は、これもコラボだなぁと思っていた。

喫茶店をベースに、ファミレスのドリンクバーの要素を加え、マンガ喫茶の要素(ここでは勉強、仕事、リラックス)を取り込んでいる。

ただ、ここに来る人は、暇な時間をつぶすために来ているのではなく、忙しい中、自分の時間を作るために来ている人たちだ。

そのせいか、雰囲気も大人な雰囲気をかもし出していた。晴れ男は、本屋さんで買った「七転び八起き」という本を取出し、読み始めた。

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