【やさぐれ】第十一話

そこは、高級クラブだった。青年は、心配しながら扉を開ける。 「いらっしゃいませ。」 「あ、あの・・・」 「お客様、西山武志様でございますか。」 「はい、そうです。」 「こちらへどうぞ。」 青年は、クラ…

【やさぐれ】第十二話

休日、青年は街をぶらぶらしていた。すると、見かけない店があった。小さな八百屋だ。 入口に小物なんかが置いてある、おしゃれな雰囲気の八百屋だったので、ちょっと入ってみた。店中はきれいに整理されており、野…

【やさぐれ】第十三話

青年は、ある計画を考えて、齋藤オフィスに出社した。 その計画とは「齋藤貴雄 記念館」の設立だった。スタッフたちは賛同してくれた。 提案はすぐに本社に上げられる。これも齋藤オフィスの社風だった。 後日、…

【やさぐれ】第十四話

ららぽーととの最終会議が行われていた。一同集まり、ららぽーと側が指揮をとった。 「みなさん、お配りの冊子をご覧ください。これが最終決議になると思います。」 その冊子を見て、みんな驚いた。内容はこうだっ…

【やさぐれ】第十五話(最終話)

鈴木竜と西山は話をしていた。 ららぽーとの最終会議にでなかったのは、自分がやくざだからということだった。ここまで段取りするのが自分の役割で、これ以上は関わってはいけないという。 そしてもうひとつ。鈴木…